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ALVIUM mipiシリーズ

 

ALVIUM mipiシリーズとは

Alviumシリーズは、Allied Vision社が30年に渡り培った
産業用途のノウハウを結集した「次世代型シリーズ」です。
ドイツ製造の品質を、センサーモジュールの筐体サイズに反映させた、
従来のエンベデッドビジョンとは一線を画す性能を発揮します。

  • 解像度:40 ~ 2500万画素
  • 撮像速度:20 ~ 499 fps

「Alvium MIPIシリーズ」の製品概要

 

Alvium Cシリーズについて

Alvium Cシリーズは、組込み向けの「MIPI CSI-2」仕様です。
◇ Alvium MIPIシリーズには、用途に合わせて2つのシリーズが用意されています
 

1500C - OnSemi素子、エントリー仕様
1800C - Sony素子、上位仕様






▼ MIPI CSI-2の魅力
MIPI通信規格は、組込み用途に特化しており、
データ転送のオーバーヘッドを抑えた運用が可能です。

【MIPI独自のモデル構成】
対応キャリア:Nvidia Jetson / NXP i.MX 等
Kernel Driver:Github上で公開
アクセサリ:アダプタボード、MIPIケーブル




▼ 幅広い導入環境への適正
Alvium MIPIシリーズには、交換可能性が志向されています。
計 163モデル =レンズマウント x センサー x 筐体オプション

【コンパクト + 汎用性の追求】
センサー:最新のSony社製素子 (1800C) 、
     Onsemi社製素子 (1500C)
解像度:40 ~ 2500万画素の選択肢
撮像速度:499 ~ 20 fps




▼ 頑強製の高さ
Alviumシリーズは高い環境適合性を持ち合わせています。

【Alvium Cシリーズ:環境適合】
• - 20 ~ +65℃ (ハウジング温度)
• 耐震・耐衝 (IEC 60068-2)

※ ケーブル接続にはお気を付けください


 

 

主な特長

  • 画像前処理機能をカメラに実装
  • 超コンパクト : 29 x 29 x 26mm / ~40g
  • 運用温度 : - 20°C ~ 65°C
  • Alvium Technology (SoC) : 消費電力低減

「MIPI CSI-2」規格とは?/ 汎用規格との違い 

 


 

組込みボードの仕様に最適

▼ MIPI CSI-2規格とは?

「MIPI CSI-2」は、"Mobile Industry Processor Interface
Camera Serial Interface-2"と呼称される通信規格です。

 "通信規格として、主にモバイル機器内部で用いられており、
 SoCと各種機器を繋ぐインターフェースとして用いられます。"

▼ 産業用カメラでの魅力

産業用カメラの通信規格として用いられる場合、
MIPI CSI-2規格ならではの「低負荷仕様」が魅力です。

  "リアルタイム処理が求められる際に、
  マイクロコンピュータの環境構築では、最適かつ合理的な通信仕様です。"

 MIPIの特性:「低遅延」、「低い転送負荷」、「低消費電力」

MIPI通信規格の特徴

※ ホストPCの演算能力をいかに節約できるかが、
  シングルボードコンピューター運用のポイントです。

▼ カメラ制御について

MIPI環境では、下記のソフトウェア等を
通じて開発やカメラ制御を行います。

・V4L2 (Video for Linux2)
・DRA (Direct Register Access)
・Gstreamer

▼ MIPIカメラの注意点について

USB3.0・GigEのような通信規格とは異なり、
環境構築には下記の知見などが求められます。

・Linuxベースの構築知識
・LVDS通信でのトラブルシューティング
・シングルボードコンピューターでの開発経験